私は、小学生だったころ夏休みの宿題で、毎年貯金箱を作っていました。
聞いたところでは、最近でも夏休みの宿題の選択肢として貯金箱づくりはあるそうですねw
貯金箱作製の計画では、硬貨を入れると、種類毎に自動で振り分けられる分類型の貯金箱を自作しようと計画したりしました。
夏休みは1月以上あるのできっと作れると思っていたわけですが、、、、気が付くと残り後一週間。
当然、そんな手の込んだものが作れるはずはなく、木を切るのを親に手伝ってもらい長方形の貯金箱を作って色を塗り
取り合えず提出はしたという結末でした(涙
他にも毎年数々の大作を思い描きましたが、実現することはありませんでした。
何かを作りたいという思いはあっても、実際に形にするのは簡単なことではありません。
そもそも作りたいと本当に思うものは、ただの長方形の箱などではなく、当然手の込んだ複雑な形状でしょう。
小学生の頃は、自分に作れないことを計画時に考慮せず、結構無茶なものを作ろうとした記憶がありますが、
成長するに従い、現実に作れるものがどのレベルかを考えるようになり、仕舞いには与えられた課題のものをそのまま作るだけになって
しまったように思えます。
ですが、今は3Dプリンターという個人でも比較的手の込んだものを形に出来るツールが生まれてくれました。
しかも、企業のように、ものを作るための建屋や、数百万の装置を所持していなくても作れる。
昔諦めたことを実現することができるかも(*‘∀‘) と思い、3Dプリンターを購入しました。
結果的に、3Dプリンターを購入したことに全く後悔はありません。
とはいえ、思い描いているものが作れるかと言われると、答えはNOです。
思い描いたものを作るためには、
・思い描いたものを3Dモデリングする知識
・きれいに3Dモデルとして出力するための、
積層式3Dプリンターの特徴の理解
・機械がエラーを起こしたときなどの対処法
・目的に合わせた適切な材料(フィラメント)や消耗品の
選び方
・3Dで出力したものの、表面の仕上げ方法・着色方法。
etc.
結局は、勉強しなければ何事も思い通りにはいきません。
とはいえ、勉強さえすれば、個人でも作れるようになったことは事実ですし、ネットで検索すれば
世界中で作っている作品を目にすることもできます。
無償でダウンロードして手元の装置で再現させてもらえるデータも無数にあります。
折角、購入したのにモデリングとか難しすぎてわからない。
なぜか、積層している途中で糸がほつれる様にぐちゃぐちゃになって最後まできれいに出力できない。
こういった問題に突き当たって、しばらくの間、棚の上の飾りになっている期間がありました。
同様の経験をされている方も、興味はあるけど購入しても使い続けていけるか不安な方もいるのではないでしょうか。
なので、まだまだ初心者ですが、これまでにつまずいたところや、自分なりに解決した経験をブログにしてこれから始めようと思っている人、購入して作ろうとしたけどとっかかりがつかめずに作るのをやめてしまった人などに
少しでも参考になる情報が提供できたらよいなと思っています。
いずれは「素人でもこれだけのものが作れるようになるなら、自分も始めてみようかな?」と思ってもらえるような
作品を生み出せるようにマイペースに進めていきたいと思います。
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