3Dプリンターで初心者からモノ作り(フィギュアやミニチア模型作製)

はじめまして、3Dプリンターでモノ作りをしている、としきです。

今サイトを見て頂いている方は、おそらく3Dプリンターを購入してみようかな?と、興味を持っていたり、購入はしたけどどうやって使ったらいいか、何を作ったらいいかを考えている方ではないかと思います。

私はこのブログを見て頂いている方に、3Dプリンターを使って

①どんな物が作れるのかというアイデア
②フィラメントなどの材料を実際に使用した感想
③造形するときにきれいに造るためのコツ

こういったことを伝えたいと考えています。

説明する前に私の3Dプリンターの使用環境をお伝えしておきます。

3Dプリンターは積層型の装置を使用しています。
モデリングはFusion360というソフトを利用しています。
 非営利目的の趣味であれば無償で利用できるソフトです。
 多機能で将来に渡って利用していくことが出来そうだと考えて利用しています。
・モデルを3Dプリンターで造形できるようにするスライサーソフトは、
 KISSliserを利用しています。
 無償利用可能なソフトです。
塗装方法は、エアスプレー、刷毛塗り、マーカーペンを利用しています。
 塗料は、ラッカー塗料、エナメル塗料、水系塗料など主にホビー系のプラモデルとかを塗装するための物を利用しています。

では、ブログ内容に関する説明です。

①どんな物を作れるかというアイデア

まだ購入をしていない方は想像しにくいかもしれませんが、購入したはいいけど何を作ったらいいかというのは意外と悩むポイントだと思います。少なくとも、私は大分悩みました。

初めはネットの無料データをダウンロードして造形してみました。
ただ、人が作ったものが欲しいだけなら今はネットで十分購入できます。
3Dプリンターの購入を考えたのは、自分でオリジナルの物を作りたいという思いからです。
とはいえ、難しいモデルは作れないため、簡単で実用的なものとしてペンスタンドとか小物入れ、コップなどを作ってみました。

自分で市販品のようなプラスチック製品を作れた!ということには感動しました。ただ、物そのものは何のデザイン性もありません。
3Dプリンターがそれなりの音を立てながら数時間から数十時間稼働し続けてやっと作った作品ですが、正直、100均で買えばもっと手軽でデザインの好いものが手に入ってしまいます。

そこで、自分が3Dプリンターを購入した目的の一つの歴史的建造物のような複雑なものを作ろうと思いましたが、そんなに簡単にモデルデータを作れるものではありませんでした。

まぁ、だからこそ簡単なものを作りながらモデリングの技術を上達させようと思った訳ですが、上達するまで興味のない物を作り続けるのもシンドイです。

勉強しないといけないけど、どうやって勉強しようか?効率のいい方法はないか?どんなソフトを使ったらいいだろう。。。
そんな風に考えたり調べたりしているうちに、1週間が過ぎ、1月が過ぎ、半年が過ぎてしまいました(^-^;
同じように、購入したはいいけど満足に使用せずに飾りになってしまった人もいるのではないでしょうか?

そこで、私の考えた解決策が、
 下手なりに、興味の持てる面白そうなものを作ればいい」です。

技術もないのに面白そうなものなんて作れないように思えますがそうでもないです。例えば、マスコットキャラクターは多くの人が愛着を持っていますが、大半がとてもシンプルな形をしていますよね。

最初は、そんなものを作っていても技術が上がらないし、結局は「本当に造りたい物を作る技術」を身に着けるのが遅れる遠回りじゃないかと思っていました。

でも、実践してみた結果としてはまったくそんなことはありませんでした。

まず、簡単なものでも作り上げると達成感が得られます。
これは、何時かのためにといって勉強しているだけでは得ることができません。

次に、完成させると、具体的にもうちょっと良くしたいポイントが判ります
自分が知りたい技術が具体的にわかると、案外ネットなどで答えが見つかったりします
技術向上のために人から与えられた課題をこなすより、自分が知りたいと思って調べたことは身に付きます。

最後に、一番簡単な理由ですが、作り続けなければ上達しません(^-^;
興味を失って作ることをやめてしまっては上手くなるはずもないです。。。

②フィラメントなどの材料を実際に使用した感想

3Dプリンターのフィラメントは、たくさんの種類があります。
そして、1リール(大体1kg程度)で2,000円~5,000円くらいします。試してみたいフィラメントがあっても、気軽に買いにくいというのが正直なところ。
フィラメントは湿気に弱く、購入して開封後に時間がたつと吸湿してしまい、まともに使えなくなったりします。そのことも色々試しづらい原因になります。

Amazonなどのレビューも参考になると思いますが、出来れば実際に作ったものが見れると購入の判断がしやすいと思います。

塗料も同様で、ホビー用の塗料は結構いいお値段がします
そのため、使って見た材料に関して参考となる情報を載せていきたいと思います。

③造形するときにきれいに造るためのコツ

積層型の3Dプリンターで造形すると、積層の跡が残ります。
また、下側の面(アンダー面)が上手く造形できず悩むことが多いです。
フィラメントごとに特徴もあり、設定を考える必要があります。
上手くいかなかった結果も含めて、作ってみた結果を伝えることで造形するときの参考となればと考えています。

以上のような情報発信をしていきたいと思います。

ということで、まだモデリングの技術が無くても楽しく作れるようなアイデア面白そうな材料に関して情報をシェアすることで、皆さんと一緒に最初のハードルを乗り越えて、一緒に3Dプリンターモノ作りライフを送れるようになれたら良いなと考えています。

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この記事を書いた人

初めまして。3Dモデリングを専門に行っています。
作品は、メターバースでのアバターや、ワールド作成。
また、3Dプリンター、CG、アニメーションなどに活用しています。
モデリング系ソフトは、blender、unity。3Dプリンターは、Qholia(クホリア)と、光造形装置を使用しています。
見て楽しんでいただけるような作品を作りたいと思います。

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